ハーレーのオーバーヒートの知識

オーバーヒート

ハーレーのエンジンは、かなり熱くなります。内燃機関は金属同士の回転やピストン運動を繰り返すことで、摩擦を起こしオイルを潤滑させます。そうすることで熱が上がるわけですが、上がり過ぎた熱は放出させ無ければいけません。

ハーレーの殆どの機種は、空冷になっているので、夏の熱対策の知識を知らないと、オーバーヒートを起こし大変なことになります。

ハーレーのオーバーヒートの対処法は、実にシンプルで今も昔も風を当ててエンジンを冷やすということです。夏の渋滞にはまったら、エンジンはかなりの高温になってしまいます。症状としては、エンジンが熱くなりすぎると、回転が不安定になって、ノッキングを起こすようになります。それでも乗っていると、スピードが上がらなくなり、アイドリングが不安定になってしまいます。このようになる前に、日陰を探して、ハーレーを停車させるようにします。

このような状態はほとんど夏に起こります。長距離を走るときや渋滞が続くような時は、こまめに休憩を取ることをおすすめします。この症状を起こす原因になるものの一つは、オイルの劣化があります。夏場は早めにオイル交換を行い、オイルをきれいな状態に保って置くことが大切です。